仙台城跡の「伊達政宗騎馬像」は2代目って知ってた?




仙台市内の観光スポットといえば、やっぱり仙台城跡。本丸があった場所にある「伊達政宗騎馬像」が有名です。

まるで今も仙台の発展を見守っているかのように、市街地を一望できる場所に立ち続ける像は仙台城跡のシンボル的存在です。しかし、実はこの像は1960年代に復元されたものだということはご存知ない方も多いかもしれません。

この場所に伊達政宗騎馬像が設置されたのは戦前のこと。初代の像は第二次世界大戦中の金属類回収令で供出され、1950年代には白いセメント製の像(騎馬像ではなく立像)が新たに設置されます。その後、保存されていた初代の鋳型を使って復元されたのが現在の像です。

戦時中に失われた初代伊達政宗騎馬像は、一部が奇跡的に残っています。資源不足に伴う命令とはいえ銅像を溶かすのはあまりにも忍びないと、胸から上の部分だけ隠されていたのが戦後に発見されたのです。

胸像となった初代像は、城跡のすぐ下、仙台市博物館の裏手に保存されています。

ちなみに、復元されるまでの間に設置されていたセメント像も実は現存しており、こちらは仙台城以前の伊達氏の居城・岩出山城跡(大崎市)に移設され「平和像」と呼ばれています。




この記事をシェア!