【仙台駅東口】元直系の本格家系ラーメン「横横家」




「家系ラーメンはどこでも同じ」なんて言う人が時々います。業務用スープとチェーン店の台頭、スープで白米を食べる「質より量」なイメージの定着など色々理由は考えられますが、本物も食べたことがあるとそれはちょっと残念なことだな、とも思うのです。

横浜の「吉村家」。2020年4月訪問

そんな話はさておき。家系を名乗るラーメン屋は星の数ほどあれど、総本山の「吉村家」、そしてごくわずかな「直系」と呼ばれる店たちは特別視されています。

直系というのは吉村家で修業してのれん分けを許された人たちの店のことで、ネームバリューもありますが、味の面でも特注麺など直系店特有の特徴があったりします。

【横浜・新杉田】家系総本山「吉村家」と直系1号店「杉田家」

ただまあ、家系ラーメン界隈は何かと「お家騒動」も多く、直系としてののれん分けではなく総本山とは対立・決別するような形で独立した流派もあれば、直系から外れた「元直系」の店もいくつかあります。

今回訪問した「横横家」も元直系店。以前は横浜市と横須賀市の境にある六浦というエリアに店を構えていましたが、今は仙台店のみ営業しています。仙台駅東口から徒歩7分ぐらいの場所です。

ラーメン680円とかなりリーズナブル。三陸産生わかめ(100円)が気になったのでトッピングしてみました。

卓上には味変アイテムが色々用意されています。グリーンニンニクというのは行者にんにくのことですね。

ちなみに、扱いが難しそうな「平ざる」を器用に使って湯切りするのも吉村家由来の特徴なので、ラーメンを待っている間にぜひ眺めてみてください。

あらためて説明するまでもないとは思いますが、家系ラーメンは醤油+豚骨のスープで、「麺の硬さ」「味の濃さ」「鶏油の量」を選べます。ちなみに私は「かため・濃いめ・少なめ」派。ただ、横横家は元が濃いので、濃いめ派の人も普通でちょうどいいぐらいかも?

本家や直系のスープは、今広まっている家系ラーメンのイメージからすると醤油感が強く、とんこつが主役ではないんです。横横家もやはり本流の味で、キリリとカエシが効いています。というか、直系時代の横横家を食べたことがある人に聞くと、直系の中でも特に醤油寄りのパンチの効いた味だったそうなので、食べてみて納得。

直系だけに許された酒井製麺の特注麺ではもちろんありませんが、雰囲気はかなり似ている麺でした。本物の家系ラーメンを食べてみたい人は行ってみる価値があると思います。

あと、わかめのトッピングは大正解でした。家系のトッピングといえばほうれん草ですが、歯ごたえの良い肉厚な三陸産生わかめも濃厚なスープに負けない存在感があり、こういう組み合わせもありなんだという発見がありました。

店舗情報

店名:横横家
場所:仙台市若林区新寺1-4-31
営業時間:11時~0時
定休日:毎週月曜日




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