紅葉シーズンの「有備館」に行ってきた!――鉄道でも行きやすいギュッとまとまった観光地




先日、大崎市の「有備館」まで紅葉を見に行ってきました。

今回は鉄道で行ったのですが、駅周辺に観光スポットが集中していて、車で行かなくても回りやすいコンパクトにまとまった観光地でした。せっかくなので、周辺スポットもあわせて紹介したいと思います。

有備館までのアクセス

有備館の最寄り駅である「有備館駅」(JR陸羽東線)は、仙台駅から1時間半程度で着く場所です。東北本線で小牛田まで行き、陸羽東線に乗り換えるというルートになります。日帰り旅行としてはちょうどいい距離感ではないでしょうか。

あまり運行本数が多い区間ではないので、列車の時間は事前に調べておくことをおすすめします。一応、古川まで新幹線を使うルートもありますが、仙台発だと運賃が倍以上になってしまうのでおすすめはしません。逆に、遠方から新幹線で来る人ならそのまま古川まで行ってしまった方が早いでしょうね。

有備館駅は1996年に開業した比較的新しい駅で、その名の通り、大崎市が誇る観光名所である有備館に行く人のために作られた駅です。駅を出ればすぐ目の前に有備館の入口があり、とてもアクセスが良いです。

旧伊達前の騎馬像はどこに行った?

ちなみに、駅前にはかつて仙台駅に設置されていた伊達政宗公騎馬像があります。「伊達前」と呼ばれ親しまれた、あの待ち合わせスポットの像です。仙台からお越しの方はぜひ思い出を懐かしみながら眺めてみてください。

旧有備館

もちろん最初は旧有備館へ。入館料は大人350円、開館時間は9時~17時(入場は16時30分まで)。月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始は休館しているのでご注意ください。

有備館の背後にある岩出山城は、伊達政宗が仙台城に移る前、青年期を過ごした居城です。そのふもとにある有備館は、岩出山伊達家が開設した学問所でした。現存する主屋(御改所)は隠居所として使われていたと言われています。

そして、見どころは主屋の前に広がる庭園。池に4つの島を浮かべた回遊式庭園で、四季折々の景色を楽しめます。

特に紅葉の時期の眺めは高く評価されており、一度は見ておきたいものです。訪問時期は11月中旬。ちょうど見頃に近いベストなタイミングで訪問できました。

有備館の森公園

旧有備館に隣接して、「有備館の森公園」という公園もあります。こちらは年中無休で24時間無料開放されています。自然が豊富で眺めの良い公園なので、ぐるっと一周お散歩してみるのも良いでしょう。

紅葉を眺めるにはやっぱり旧有備館の敷地内がベストですが(公園もきれいですよ)、桜の名所としては有備館の中よりもこちらの公園の方が人気。春に訪れるなら隣の公園も忘れずに行ってみましょう。

ちなみに、旧有備館・有備館の森公園の共用の駐車場がこちら側にあります。普通車50台分で、駐車料金は無料です。

中鉢美術館

こちらは有備館の向かい、有備館駅のすぐ隣にある施設です。美術館という名前ですが、絵画や彫刻などを扱う美術館ではなく「日本刀」専門。入館料は大人500円、開館時間は10時~17時です。

展示室は1室のみで、規模的には滞在時間はそれほど長くならないかと思います。ですが、貴重な刀剣のコレクションが並び、凄みと機能美を堪能できます。解説も充実しており、ハマる人はハマるはず。列車を待つ間にも立ち寄りやすい場所なのでぜひ。

こちらもチェック!

今回は時間の都合で回りきれませんでしたが、有備館駅周辺にはまだまだ魅力的なスポットがあります。遠いところでも徒歩10分強ですし、本当に鉄道+徒歩でも十分堪能できる隠れた良質な観光地だと思います。

岩出山城跡

有備館の説明でも少し触れましたが、有備館の南には岩出山という山城の跡があります。伊達家に深く関わる場所で、歴史好きなら訪れる価値はあるでしょう。

桜の名所でもあるので、春に来るなら有備館の森公園とここを巡るのが良いかと思います。

感覚ミュージアム

こちらは有備館駅とお隣の岩出山駅の間ぐらいの場所ですが、それでも有備館駅からは徒歩10分弱と十分歩ける距離です。

「五感」をテーマにしたトリックアートのような面白い展示が揃ったミュージアムで、一人でじっくり鑑賞するというよりは、デートスポットとして、あるいは子供連れで遊ぶのに適したスポットです。

カフェ・パーシモン

今回は定休日だったので訪問できませんでしたが(水・木曜日が休み)、有備館周辺で一息つける貴重なスポットで評価も高いお店です。

雰囲気も良く、ランチメニューのカレーライスも人気。近いうちに再訪する際はぜひ行ってみたいです。




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