「ずんだ」の由来とほかの呼び方




伝統的なずんだ餅だけでなく、近年では和洋さまざまな「ずんだスイーツ」としても使われている「ずんだ」。その由来は一体何なのでしょうか。

「ずんだ」以外の呼び方

ずんだといえば、枝豆またはそら豆をすり潰して作る緑色のペーストのこと。全国的には「ずんだ」と書くことが多いようですが、元々は旧仙台藩エリアでの呼び方です。地域によって「づんだ」「じんだ」「じんだん」「ヌタ」「豆ヌタ」などとも呼ばれます。

呼び方の違いは地域だけでなく、由来がどの説と考えているかによっても変わってきます。「豆打説」(※それぞれの説については次の章で説明します)を支持しているお店は「づんだ」、「陣太刀説」や「甚太説」のお店は「じんだ」と呼んでいるところが多いです。

ずんだの由来は?

そもそもなぜ豆のペーストが「ずんだ」と呼ばれるようになったのか、その語源の由来には諸説あります。特にメジャーなのが「豆打説」「陣太刀説」「甚太説」の3つです。

豆打説

豆打説はとてもシンプルで、ずんだの作り方がそのまま名前になっているという説です。茹でた枝豆をそのまますり潰すのは難しいため、まずは叩いたり押したりして粗く砕きます。この行程を「豆を打つ」=豆打と呼び、それがなまって「づんだ」→「ずんだ」になったとされています。

陣太刀説

陣太刀説は、伊達政宗公の食し方がずんだの発祥だとするものです。「出陣の際に陣太刀で枝豆を砕いて食した」というエピソードから、陣太刀(じんたち)は方言で「じんだづ」「ずんだづ」、そこから「じんだ」「ずんだ」に変化していったという説です。

甚太説

甚太説は、その昔、甚太さんという人が(今で言うところの)ずんだ餅を作って政宗公に献上して気に入られ、名前を取って「じんた餅」と言うようになったのではないかという説です。




この記事をシェア!