仙台市内で油麩丼を食べられるお店「登米庵」に行ってきました




「登米市の郷土料理『油麩丼』を食べてみたい!でも登米まで行くのはちょっと遠い……仙台市内でどこか食べられるところはないかな?」と調べてみたら、まさにドンピシャのお店を見つけたのでさっそく行ってきました。

お店の名前はずばり「登米庵」。その名の通り、登米の郷土料理に特化したお店です。

場所は仙台市宮城野区扇町1-6-7、国道45号沿いで、高速道路なら苦竹ICを降りて東に進めばすぐの場所です。電車だと最寄りは仙石線の小鶴新田駅か福田町駅ですが……どちらにしても徒歩20分はかかりそう。行くなら車かバスですね。

メニューを見ると、お目当ての油麩丼以外にも「はっと」という郷土料理がありました。こっちも気になるな……と思ったら、「油麩丼&ミニはっと」(1,000円)という良い感じのセットがあったのでこちらを注文。

さてさて、料理が運ばれてきました。油麩丼とはっとの他に、たくあんが添えられています。たくあんはやっぱり甘い黄色が好き。

まずは汁物の「はっと」からいただいてみましょう。こちらは昔ながらのしょうゆベースの汁ですが、このほかに「カレーはっと」というアレンジメニューもあるようです。

正確にはこれは「はっと汁」で、中に入っている小麦粉を練った物が「はっと」。その昔、年貢に苦しむ農家が作って食べていたのが発祥とされています。

「すいとん」や「ひっつみ」に似ていますが、練った生地を熟成させて薄く伸ばすという麺類のような製法が特徴なので、薄くてもコシが強く、うどんのようでもあります。

そして、こちらが本題の「油麩丼」です。見た目はカツ丼っぽい?そう、カツ丼のカツを油麩(仙台麩)に置き換えたものなのです。こちらは意外と最近生まれた料理で、30年ほど前に登米の旅館の女将さんが考案して広まったのだとか。

カツのないカツ丼と聞くと味気なく思われるかもしれませんが、これが想像を上回るお味。煮汁をたっぷり吸ったジュワーッと甘いお麩に玉子がよく絡み、お米は登米産の「ひとめぼれ」。味わい深く大満足の一杯でした。




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